2018年01月05日
袴田巖さん皇居へ行く
皇居に行ってきました~
そのレポートをお届けします。
巖さんが新幹線に乗って出かけるなんてことは久しぶり。
なんと出発の1時間前に決まりました!
「巖が東京に行くと言っているから、連れて行く。皇居だ」
こう言うと、化粧をしだした秀子姉さん。
え~東京!急に言われても・・私、車だから今日はコート持ってきてないんですけど。
巖さんに聞いてみよーっと。
「巖さ~ん、今日はお昼ご飯、何時に食べますか~」
「ん?お昼ごはん?今日は・・東京に行かにゃならん」
「あら、東京ですか。だったら、お昼ごはんを家で食べてから行ってください。食べてから行きましょうよ」
・・・・って、11時半ですが、私、朝から何にも食べてないし
「そうだね、じゃ、食べるよ」
「すぐにですか?」
「そうだね、すぐに食べにゃー。ラーメンなんかでいいがね」
わ~やっぱり東京へ行くんだぁ
「わかりました~すぐに作りま~す」
慌てて一緒にラーメンを食べ、「後片付けなんかいいから、早く早く」と姉御に急かされ・・
タクシーに飛び乗って・・1時11分のひかりに間に合うか・・ドキドキ
は~セーフ 巖さんは晴れやかなお顔
新幹線内では、ず~~っと車窓から景色を見ている巖さん
曇り空で富士山は姿を現さず残念
「もうすぐ東京だよ」と秀子姉さんが優しく語りかけると(別人のような優しい声)
「早いねぇ、もう東京かぁ」と巖さん。
東京駅に着きました~。「あ、袴田さん!ですね」と早速声を掛けられました。
「皇居へ行かにゃならん」と、以前何度か巖さんが言っておられましたが、ついに実現!
お堀の周りを歩きました。途中、国会議事堂が見えたので巖さんにお知らせすると、「ああ、国会議事堂ね」と足を止められました。
雨がぱらついてきたし、暗くなってくるので半蔵門まで歩いたら東京駅へ。
巖さんは、浜松の街歩きで見られる「独り言」を繰出すようなことは全くなく、それが大きな変化でした。また普段の修行僧のような外歩きと違い、景色をながめながら、とてもゆったり歩かれました。浜松の街を歩いている時の巖さんは一途で、他人の言う事には耳をかしませんが、今日は秀子姉さんの意向に寄り添う柔軟さをみせました。独自の精神世界より私たちとの現実世界にいらしたようにも私には見えました。本当のところはご本人にしかわかりませんが。
そして、今日はこれで終わらなかったのです。ハプニングが待っていました
袴田巖さんを救う国会議員の会会長の衆議院議員塩谷立氏とバッタリ。同じ新幹線だったのです。
快く写真撮影に応じてくださいました。
つかの間の東京でしたが、巖さんにはよい気分転換だったのではないでしょうか。
終始穏やかで満足されているように見えました。
即断即決の人、秀子姉さんだからできたことです。
Posted by 袴田家物語 at 23:58│Comments(2)
│無実の死刑囚 袴田巌さんとともに
この記事へのコメント
袴田さんのことを応援しています!
東京にいらしてたんですね!
わたしは浅草に住んでいるので、ぜひ来ていただいたかったです!またいつか…
今年もお元気でお過ごしください。
ブログも遠くから応援しています。
東京にいらしてたんですね!
わたしは浅草に住んでいるので、ぜひ来ていただいたかったです!またいつか…
今年もお元気でお過ごしください。
ブログも遠くから応援しています。
Posted by のかり at 2018年01月06日 22:43
のかり様
あたたかなコメントをありがとうございました。
こういうコメントをいただくと、ブログ書かなくっちゃ!と思います。
2時間半弱の東京滞在でした。
浅草もいいですね。
これからも、よろしくお願い致します。
あたたかなコメントをありがとうございました。
こういうコメントをいただくと、ブログ書かなくっちゃ!と思います。
2時間半弱の東京滞在でした。
浅草もいいですね。
これからも、よろしくお願い致します。
Posted by キッチンガーデン at 2018年01月07日 18:49