巖さんを静岡へお連れしました。
支援者主催の「無罪報告集会」でご挨拶するためです。
会場のドアを開けると・・映画ロッキーの音楽と拍手と歓声
熱烈祝福の花道を進むと・・奮闘に奮闘を重ねてきた弁護団が待っていました。
弁護団といえども巖さんに直接会う機会はほぼありません。
喜びと巖さんへの労りが溢れていました。
そして、巖さんはステージに。
ボクシングのリングアナウンサー(正式には何と言いますか?)が巖さんを紹介。
WBCから贈られていた名誉チャンピオンベルトを巖さんの手に。
マイクを渡されると・・(後ろでチャンピオンベルトを持つは料理長)
「長い闘いがございましたが、私もやっと完全な無罪なるものが実りまして、闘いに出てまいりました・・」
巖さんは「完全な無罪」といいながら、このあとも「これからの闘い」の話をするのでした。それから話は「フィリピンのバナナの世界」となり、巖さんの妄想が述べられ現実を理解できずに戸惑っている様子が会場に伝わったと思います。
花束やレイを贈られた巖さん・・表情は変わりません
退場する時、「みなさんに手を振りましょうか」と耳打ちしました。すると・・
会場の外に出て、新田渉世さん(日本プロボクシング協会袴田支援委員会会長)率いるプロボクサーのみなさんと記念撮影。
帰りのエレベーターの方に向かうと、「一緒に写真撮ってください」の声。
「どなたでした?」お聞きしたら、なんと!「本田です」
えーーー、あの本田先生ですかと、驚きました。
法医学者の本田克也先生だったのです!本田先生のDNA鑑定(5点の衣類の血痕は被害者のものでも袴田さんのものでもない)は、巖さんを獄中から救い出した決定打の一つでした。
本田先生は気さくで、一緒にまた喜んでくださいました、が、巖さん、ひで子姉さんの写真、私は撮りそこねました。
(どなたかお持ちの方、くださ~い)
私は巖さんと退出したのですが、集会では本田先生も興味深い話をされました。
また、「供述心理学」の浜田寿美男先生も登壇。
お二人の話は、後日。
このあと、巖さんを日本平にお連れしました、富士山を見に。
残念ながら、雲が出て頭少し出ているだけ。
しょうがないからソフトでご勘弁、ね、巖さん。
浜松に戻って・・「乾杯」
そうそう、会場に向かう前には焼津魚センターに寄ったのでした。
やっぱりネタが違う!新鮮!美味い!
巖さんに楽しいこと、美味しいもの・・追い求めて・・。