今日の袴田巖さん 小川秀世法律事務所訪問

袴田家物語

2021年09月24日 23:58


どうですか、二人の笑顔!特に、巖さん!袴田事件弁護団事務局長小川秀世弁護士事務所にて。

静岡に到着して、「ここで、お茶飲ませてもらいましょう」なんて巖さんを事務所に誘いました。
最初は訳わからない巖さん。小川先生に大歓迎されて緊張ぎみ。


巖さんにニコニコと話かける小川秀世弁護士(事件については話題にしない)に巖さんもリラックスして・・ベストの前なんか開けちゃってます

「イワオさん、弁護士の小川ですけど、覚えてますか?」

「覚えてますよ」と、笑顔を浮かべてはにかんだような巖さん。

「イワオさん、弁護士にさ、何か言ってくださいよ」(注文つけて!という意味)

「え~?弁護士ねぇ・・弁護士には用はないんだな」

「えっ、そうなんですか~」と、先生。ひで子姉さんは、爆笑している。
(事件はなかった、裁判など終わったことだと巖さんは思っていらっしゃるのです)

「イワオさん、きれいな色のシャツ着てますね~。それ、イワオさんが選んだんですか?」

「え~?これかぁ?・・・だれかにもらったんだろうね・・」・・私を見る巖さん。

(そこで・・「わたし~!」と、私)

「え~、そうなんだぁ。すごくお似合いですよ」と、先生。

「イワオさん、今日は、どうして熱海に行ってきたんですか?」
(実際は行ってないけど話を合わせてくださって)

「それは・・権力の問題でね・・熱海にあるんだね、家がね」

「ほ~、そうなんですかぁ」

互いの腕時計を見せ合い・・時計談義


「イワオさん、お花好きでしょ。僕の、見てって。屋上にね、こっちこっち」

と小川先生に案内されて宝の部屋に。

「これはダリアだけどね・・ほら、椿の蕾がふくらんでるでしょ。イワオさん、椿の花が咲いたら、また見に来ていただけますか」
(小川先生は、静岡ツバキ会会長。椿の本も出版。「椿王子」の異名も)

「はい」・・そう答える巖さんに、本当にうれしそうな小川先生。

実は今日の昼食後、また突然「熱海に行くからね」とおっしゃった巖さん。

しかも、ひで子姉さんも一緒にとのご希望。

「そんなら、静岡の小川先生んとこ行こうか!」と、ひで子姉さん。

私は内心・・小川先生はお忙しい方だから、どうかな・・遊びに行く所じゃないしな・・と思いながら・・一応電話。

すると・・

「え?巖さんとひで子さん静岡来るの?寄って、寄って!待ってる」とのこと。

上等なおやつも用意しててくださいました

巖さんと話をしている小川先生の優しいこと・・

帰りは、外まで出て見送ってくださって・・

おかげさまで、とても楽しい日になりました。

小川先生、ありがとうございました。









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