2022年09月10日
今なお袴田巖さんの中に巣くう「死刑」
昨日のことです。
昼食後、支度も整い、見守り隊も迎えに来て、出かけるばかりとなった巖さん・・
テレビなんか点けはじめて・・・どうした??
テレビ画面は、ハングルから中国語講座へと移っていきます。
巖さんは目を向けてはいるけれど、興味持って見ているとは思えない。
「イワオさん、行かないんですか?」・・お聞きしてみた。
すると、巖さん・・
「行くは行くけど・・今、死刑やってるんだ」
穏やかな口調で出た衝撃的な言葉、死刑
なんてことでしょう・・そんなこと考えてらしたとは。
巖さんの中で、「死刑をやってる」のは誰なのか・・死刑にされているのは誰なのか・・
咄嗟の事で、心乱れる私・・巖さんにアレコレ聞くのは憚られる・・が、「死刑」は打ち消したい。
「イワオさん、死刑なんてありません」
沈黙する巖さん。
少しして、「今日は行かない」。
これまでの経験からすると、巖さんは出かける!
見守り隊はいったん外に出て近くで待機。
そして、一人出かけた巖さんに見守り隊は合流しましたが・・
やっぱり普段と違って不安定な感じをみせる巖さんでした。
巖さんの妄想の中では、自分が「死刑にされる」側ではなく、「死刑にする」側なのだと思うのですが・・。なぜなら、妄想の巖さんは最高権力者、最高裁長官でもあるのですから、死刑にされるわけがない。
1980年の死刑確定から40年以上経ち・・釈放されて8年以上経つ今も、再審無罪になっていない現実が巖さんを不安定にし混乱させている・・。巖さんが無実だからです。
年内に検察側、弁護側双方の最終意見書が出され、年度内には再審開始か否かの決定が出される予測の袴田事件第2次再審請求審。
ここで再審開始決定が出され、再審無罪の報を巖さんに届ける!
巖さんに日本の裁判所に正義があることを示さなければ!
高裁の担当裁判官の方々、巖さんの現実を見てください、見に来てください!
昼食後、支度も整い、見守り隊も迎えに来て、出かけるばかりとなった巖さん・・
テレビなんか点けはじめて・・・どうした??
テレビ画面は、ハングルから中国語講座へと移っていきます。
巖さんは目を向けてはいるけれど、興味持って見ているとは思えない。
「イワオさん、行かないんですか?」・・お聞きしてみた。
すると、巖さん・・
「行くは行くけど・・今、死刑やってるんだ」
穏やかな口調で出た衝撃的な言葉、死刑
なんてことでしょう・・そんなこと考えてらしたとは。
巖さんの中で、「死刑をやってる」のは誰なのか・・死刑にされているのは誰なのか・・
咄嗟の事で、心乱れる私・・巖さんにアレコレ聞くのは憚られる・・が、「死刑」は打ち消したい。
「イワオさん、死刑なんてありません」
沈黙する巖さん。
少しして、「今日は行かない」。
これまでの経験からすると、巖さんは出かける!
見守り隊はいったん外に出て近くで待機。
そして、一人出かけた巖さんに見守り隊は合流しましたが・・
やっぱり普段と違って不安定な感じをみせる巖さんでした。
巖さんの妄想の中では、自分が「死刑にされる」側ではなく、「死刑にする」側なのだと思うのですが・・。なぜなら、妄想の巖さんは最高権力者、最高裁長官でもあるのですから、死刑にされるわけがない。
1980年の死刑確定から40年以上経ち・・釈放されて8年以上経つ今も、再審無罪になっていない現実が巖さんを不安定にし混乱させている・・。巖さんが無実だからです。
年内に検察側、弁護側双方の最終意見書が出され、年度内には再審開始か否かの決定が出される予測の袴田事件第2次再審請求審。
ここで再審開始決定が出され、再審無罪の報を巖さんに届ける!
巖さんに日本の裁判所に正義があることを示さなければ!
高裁の担当裁判官の方々、巖さんの現実を見てください、見に来てください!
Posted by 袴田家物語 at 23:59│Comments(0)
│無実の死刑囚 袴田巌さんとともに