袴田巖さん日記 ひで子姉さんは大阪へ

袴田家物語

2025年04月13日 16:09

4月12日(土)ひで子姉さんは大阪に向かいました。

「袴田巖さんの再審無罪を勝ち取る大阪の会 第8回総会」でみなさまにお礼を述べるためです。

巖さんの再審無罪が実現し、この会も最後とのこと。




「ここまでこれたのも、みなさまの長きにわたってのご支援のおかげです・・今日はそのお礼に参りました。
巖は足をけがしましたが、やっと良くなって外出できるようになりました。それでこの間、医者の検査を受けましたの。巖も問題があるとすれば血糖値くらい。私も診てもらって「どこも問題ありませんね」って。当然でしょ(笑)!」と、ひで子姉さん!


ゲストスピーカーの小川秀世弁護士(袴田弁護団事務局長)は、「季刊刑事弁護」の原稿に無罪判決にがっかりさせられた旨を書いたこと他、捜査機関はウソをつく。だからこそ「全捜査過程の録画」が必要、ウェアラブルカメラを使えば、今すぐにでも完全にできると述べ、
弁護団はこれから国賠訴訟に向かうことを明らかに。国家賠償は、金銭の補償はもちろん重要だが無罪判決の不完全さ、残された論点などを明らかにするためであることを強調し「応援をお願いします」と結びました。

数年前に私も集会に参加、懇親会では「え?国民救援会に入ってない?それはアカン!まぁ、飲めや」と大阪人パワーに圧倒されたことを思い出しました。
これまでのご支援、本当にありがとうございました!

さて巖さん・・・

「出かけましょうよ~~」と、お誘い・・

前回は3時の閉店時間に着いて入れなかった森のレストランでお茶しに行くぞ~~

ホッ・・間に合った・・店内からの景色「イワオさん、眼下に浜北の街ですよ~」


コーヒータイム 


閉店30分前だったので長居はできず・・外で憩い・・


森の中っていいですね~。「夢の大吊橋」というのもあり、「ああ橋だな」と巖さんも車中から見たのですが、「行かない」。それはそうです、巖さんは高いところが嫌い

さーて、森林公園の中を通って帰りましょう~と、駐車場に着くと、話に花を咲かせていた御婦人3人・・

「あれ?ハカマタさん?もしかして・・」、そうですと私が答えると・・

「わ~、テレビでしか見たことない、うれしい~」「握手してもらえますか」「写真撮ってもいいですか」「よかったですよね~がんばられましたね」「こんなとこまで来られるんだ」

巖さんは握手にも写真撮影にも応じられ、みなさん大喜び

一列になってお見送りしてくださいました。

「イワオさん、人気ですね。闘い勝ったからですね」と、巖さんを見ると・・

「ええ」と、微笑んでおいで。

その後も、ずっとニコニコで・・

私も嬉しくなって走っていると・・

「停められる?勝ちそうなんだが」と、巖さん。

ん?ん?やっぱりソコ? 勝ちそうと言われて無視はできないでしょうね・・

バックバック

ココです~

巖さんはメチャクチャお金をいれ・・時間かけて・・勝負した品々↓


「もう帰ってもいいですか?」

「いいです」

「イワオさん、勝ちましたか?」

「勝った」

「よかったですね。では帰りましょう」

3時間のドライブでした!




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