袴田家物語

袴田秀子さんは人格者だから検察組織の対応に腹が立つ事はないと思います。

しかし私は問題山積だと考えています。


袴田巌さんは獄中から戻り、生きている間に「再審無罪」を勝ち取りました。


しかし多くの冤罪事件は雪冤を果たすことなく、無念の裡に獄中死していく冤罪犠牲者の方が大半です。


最近では、名張毒ぶどう酒事件の奥西勝さん。


帝銀事件は冤罪であること国家も熟知しながら、平沢貞道が獄中死するのを待っていたかのような事がなされました。


法務当局強いて国家権力が、袴田巌さんを獄中から出し、再審無罪にさせてやったという「驕り」が見え見えです。

このような茶番劇に騙されている人が多いのが残念です。


私は怒りが治まりません。


袴田事件の報道がほとんどなされなくなってきました。


結局はお祭り騒ぎの報道に終始した。


また、私のような「法曹の資格ない人間」が袴田事件を論じるなと、大手新聞社の社会部の記者たちは馬鹿にしているのです。

私は彼らよりも、実生活において警察組織から人権侵害を侵害して、肌感覚で警察組織の理不尽さを知悉しているつもりです。

腹が立って夜も眠れない状態が続いています。