第8回明石セミナー 農薬も肥料も使わない家庭菜園教室ニュース

袴田家物語

2018年11月05日 23:05

収穫の時は最高 農薬も肥料も使わないでできました


























落花生、サツマイモ、里芋、ショウガ、ゴボウ、葉物の収穫をしました。


ゴボウは折らないように、たっぷり水をかけ、鉄のパイプをゴボウの周りに打ち込んで抜きました。
























こんな太くて立派なゴボウはみたことがないという人も

人参、大根、葉物の間引きも。
人参の間引きは、残すものを決めて指4本分の間をあけて、間の他の葉を間引きます。

大根は大きいものを見定めてから24~25センチの間をあけて間引きます。

この時、残すものを千鳥にして間引くと、距離もとれたくさん採れますよ。



芋掘りは総がかり。サツマイモを甘くするには冷蔵庫(5度)で2週間おいて糖化させるといいとのこと。13度以下だと痛むのでご注意を。


























今回新しい試みで、小麦を葉物の間に一列おきに蒔いてみました。


葉物はほぼ終わりなので、これから小麦畑になります。
小麦は敷き藁になり家庭菜園で使えて、畑も休ませてあげられるんです。
































 


座学では・・

生育不良の時に検討する項目は明石さんの経験から以下の13。

1、土
2、水はけ
3、日当たり
4、適期播種
5、適地適作
6、種
7、適期に手をかける
8、栽培密度
9、前作
10、風あたり
11、気温
12、水
13、育苗

この13項目が大事で、問題はこの中にあると思うので、見つけて対策を考える。

この中でも、適期播種、適地適作、栽植密度、前作が影響することが多い。

また、土を休ませることも必要で、​夏野菜も、収穫したら土を休ませて、また来年夏野菜を植えると結果がいい。

つまり、夏と秋は年1作にして、土地を休ませるといいなど。


来年のセミナーの畑対策は・・

・高畝にして水はけよくし空気を入れる

・小麦や大豆を使い野菜も緑肥と考える土づくり(団粒構造の形成)

・タネどりの精度を上げる

・前作の影響も踏まえた作付計画(土を休ませる)

・水の流れ、空気の流れを作る

以上のことをしていきたいと考えているとのお話でした。

ご参加のみなさん、お疲れ様でした~。

収穫した野菜、どのように食卓を飾ったでしょうか。

自然栽培の野菜の味は格別ですもんね~






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