2017年03月17日
「老いるほど血管が強くなる健康法」 その1
本のタイトル・・上手ですよね。
何が書いてあるのかなぁ・・と気になりませんか。 なりました。
著者の経歴がまた、「読みたくなる」に拍車かけます。
ドイツに留学、以後30年にわたりドイツで心臓血管外科医としてご活躍。
日本人心臓外科医として世界一20000例超えの手術経歴あり、現在も現役。
ドイツ・ボッフム大学永大教授、北関東循環器病院病院長の南 和友医師が提唱する健康法をのぞいてみましょう。
私がこの本に注目したのは、この医師が「病院での医者主導」治療は症状をなくすためで、「自分の健康は自分しか管理できない」という「めずらしい」方だからです。そこに医食同源をみました。
とはいえ、長~い。
なので、シリーズにしますね。
まず、「血管年齢は実年齢に比例しません」とのこと。
心筋梗塞で運ばれてきた39歳の方の心臓は75歳の人のようだったそうです。
かつては65歳から動脈硬化が起こるといわれたそうですが、今は30歳ですって

50代でも70代80代の血管年齢で病院に運ばれてくる方もたくさんいるとのことなので、「まだ若い」と歳だけで安心はできませんよ。
原因の大きな要因は、食生活です。
「現代食最大の問題点」で南医師が言うのは化学調味料!
化学調味料は消化酵素トリプトファンが出てこなくなり味覚がマヒ。
また満腹中枢に指令がでなくなり食べても満足できなくなる。
ファストフード、ファミリーレストラン、コンビニでの食事に注意!
化学調味料や食品添加物など問題の化学物質のオンパレードだからです。
南医師が指摘する要注意食品は・・・
インスタントラーメン、菓子パン、惣菜パン、惣菜、ソーセージ、ハンバーグ、しょうゆ、みりん、料理酒、減塩しょう油、マヨネーズ、ケチャップ、ソース類
ご指摘の物は、普通のスーパーで売っているしょう油、みりん、料理酒などのことだと思いますが
化学物質を使い手軽に安く作られています。(本醸造の本物は別)
「これら添加物の入った食品は、添加物そのものの影響もさることながら、科学的な味に舌が慣れてしまうことが一番恐ろしい」と南医師は言います。
「健康を害する食品が好物になる」からと警鐘をならしているのです。
それが・・血管の病気につながるからのご指摘。
おいしいね~と食べていたものが・・困っちゃいますね。
でも、それを変えれば血管若返りになるようですので・・。
本読みたい方はこちら

『老いるほど血管が強くなる健康法』 南和友著 アチーブメント出版
今日は、ちょっとだけつまみ食いでご紹介しました。
ちょっとづつご紹介したいと思います~。