袴田家物語

袴田家のキッチン↓


特別な水が奥にあります・・青い箱の中には２０Lの水入りビニール袋。この袋に蛇口が付いていて、このまま使える仕組みです。
支援者の方が毎月送ってくださるようになったもの。

「ご飯も美味しく炊けるんだって」　「なんか美味しくなった気がするね」　「せっかくだから、飲むならこの水にしようか」、ひで子姉さんとそんなこと話していて、1袋（１箱）使いました。

ひで子姉さんが東京に行って留守の晩のことです。
押入れに入っていた水の箱、出してキッチンまで運び、台の上に乗せて使おうかな・・と試みました。が、この２０Lの水入り箱、つまり２０キロの箱、持ち手がないので、押し入れから出すのも一苦労。なんとか押し入れから出してはみたものの、台の上に運び上げるのは持ちにくくて大変。少し前、足首を痛めた私は、持ち上げてギグッといったら・・ああ、やめておこう！男が来たらやってもらおう、清水料理長が来るまで待とう・・そう思ってやめました。

ひで子姉さんが東京から帰ってきた昨日・・

「ね～、水は清水さんに運んでもらいましょう。男じゃなきゃ」

「そりゃそうだ」と、ひで子姉さん。

私は、これで話が決まったと思いました。

ところが・・昼前に行ってみると・・台の上に乗ってる！


「これ、だれがやったの？」

「わたしだよ」



「ひで姉（ねえ）が押し入れから出したの？」

「そう」

「ひで姉（ねえ）が、抱えて台の上にあげたの？」

「そう。そんなの、ちょちょいの、ちょいだ」

「はぁ？あぶないじゃないの。歳いくつか知ってんの？」

「知っておりますよ。９１歳でござんす」

「わたしはねぇ、何でも一人でやってきたの。男に頼ったりしない！」

ひえ～～～。（ブログ読んでる方も驚きましたね、きっと）

もしかして・・猫の手、借りたか。