2024年05月30日
袴田巖さん日記 ひで子姉さんが留守の袴田家
ひで子姉さんは、昨日、「練馬人権センター総会記念講演 袴田事件再審!再審請求人として結審に思うこと」で講演。
「イワオは無実だから、絶対無罪になると思っております。これは最初から、58年前からそう思ってまいりました」と、最初に高らかに宣言すると、会場から拍手が沸きました。
「これまでは目に見えない権力と闘っておりました」と、長い闘いを振り返り、再審公判で弁護側が明らかにした違法取り調べの数々を具体的に知ることとなり・・「イワオは、さぞかし辛かっただろう」と巖さんを思いやりました。
巖さんの現状については、「イワオは、自分の妄想の世界だけで生きているんです。一人で妄想の世界でニコニコしたり・・それは何か30歳(逮捕される)までのことを思い出しているのかな・・と思います」、そして、釈放されて間もないころ、支援者に失礼なことを言ったりした時には叱ったりもしたが、巖さんは1歩も譲らない。獄中で面会したときには「毒殺される」などと言ったこともあり、そういうのが困じて今があると思うから、「こちらが巖に合わせるしかないと思って」、そうだね、と何でも受け入れて生活していることなど話ました。刑務所(正確には巖さんが収監されていたのは拘置所)は、「今は知らないけど人権もなく恐ろしいところ」
「私たちはお陰さまで元気でおります。これも闘っているおかげ。イワオも死んじゃったらおしまいだと思っているんです。長い裁判、皆さまの応援があったからこそここまでこれた」と、最後に支援への感謝を述べました。
集会は夕方からあったため、ひで子姉さんは東京泊。
ひで子姉さんがいない袴田家の夜はどうなったか・・。
「イワオさ~ん、今夜お姉さんが留守だから、泊めてくださ~い」
「いいですよ」
で、めでたく宿泊許可を得て泊まりましたが(もう何十回も泊まってます)・・
夜、まず殿(との)が、ひで子姉さんを探して鳴きまくり(いつもは鳴かない)・・
巖さんも、ひで子姉さんが「東京へ行ってくるね」と言ったのを忘れたのか・・
ひで子姉さんの部屋をのぞいたり・・
「イワオさん、お姉さんは東京です。明日昼頃帰ってきます」
「あ、そうか」
巖さんは自室の定位置にもどり、居眠り
いつもはひで子姉さんにくっついて寝ている殿とルビー、仕方ないふうに私の横に2匹並んで寝ました。
午前3時すぎ・・巖さんがやってきて椅子に座りました・・
毎日この時間、ひで子姉さんに「猫が腹減ってるから飯食わせてやって」と言いにやって来ると聞いていた私・・
ついでに?ご自分も「腹減ってる」アピールされる時もあるとか。
でも、こちらから「お腹空いたんですか?」とは聞かないほうがいい・・午前3時ですから
何もおっしゃらない巖さん・・寝たふりしている女中・・寝ている猫たち・・
少しして・・巖さんは、黙って部屋に戻られました。
お姉さんじゃなかったから巖さんは言えなかった?
前回4月27日、ひで子姉さんが福岡へ行ったときには、「猫が困ってるから」と、やはり3時に言いに来られましたが・・。
今日、帰ってきたひで子姉さんにこの話をすると・・
「イワオは時間の観念がなくなってるのかな・・目が覚めると来るんじゃないかと思う」
なんだか、わかりませんが・・
ひで子姉さんが帰ってきて、頬が緩む巖さん。ほっとされましたよね~。
そして・・こちら・・「吾輩はもう離れない」アピール。
要が戻り、一同安堵。
「イワオは無実だから、絶対無罪になると思っております。これは最初から、58年前からそう思ってまいりました」と、最初に高らかに宣言すると、会場から拍手が沸きました。
「これまでは目に見えない権力と闘っておりました」と、長い闘いを振り返り、再審公判で弁護側が明らかにした違法取り調べの数々を具体的に知ることとなり・・「イワオは、さぞかし辛かっただろう」と巖さんを思いやりました。
巖さんの現状については、「イワオは、自分の妄想の世界だけで生きているんです。一人で妄想の世界でニコニコしたり・・それは何か30歳(逮捕される)までのことを思い出しているのかな・・と思います」、そして、釈放されて間もないころ、支援者に失礼なことを言ったりした時には叱ったりもしたが、巖さんは1歩も譲らない。獄中で面会したときには「毒殺される」などと言ったこともあり、そういうのが困じて今があると思うから、「こちらが巖に合わせるしかないと思って」、そうだね、と何でも受け入れて生活していることなど話ました。刑務所(正確には巖さんが収監されていたのは拘置所)は、「今は知らないけど人権もなく恐ろしいところ」
「私たちはお陰さまで元気でおります。これも闘っているおかげ。イワオも死んじゃったらおしまいだと思っているんです。長い裁判、皆さまの応援があったからこそここまでこれた」と、最後に支援への感謝を述べました。
集会は夕方からあったため、ひで子姉さんは東京泊。
ひで子姉さんがいない袴田家の夜はどうなったか・・。
「イワオさ~ん、今夜お姉さんが留守だから、泊めてくださ~い」
「いいですよ」
で、めでたく宿泊許可を得て泊まりましたが(もう何十回も泊まってます)・・
夜、まず殿(との)が、ひで子姉さんを探して鳴きまくり(いつもは鳴かない)・・
巖さんも、ひで子姉さんが「東京へ行ってくるね」と言ったのを忘れたのか・・
ひで子姉さんの部屋をのぞいたり・・
「イワオさん、お姉さんは東京です。明日昼頃帰ってきます」
「あ、そうか」
巖さんは自室の定位置にもどり、居眠り
いつもはひで子姉さんにくっついて寝ている殿とルビー、仕方ないふうに私の横に2匹並んで寝ました。
午前3時すぎ・・巖さんがやってきて椅子に座りました・・
毎日この時間、ひで子姉さんに「猫が腹減ってるから飯食わせてやって」と言いにやって来ると聞いていた私・・
ついでに?ご自分も「腹減ってる」アピールされる時もあるとか。
でも、こちらから「お腹空いたんですか?」とは聞かないほうがいい・・午前3時ですから
何もおっしゃらない巖さん・・寝たふりしている女中・・寝ている猫たち・・
少しして・・巖さんは、黙って部屋に戻られました。
お姉さんじゃなかったから巖さんは言えなかった?
前回4月27日、ひで子姉さんが福岡へ行ったときには、「猫が困ってるから」と、やはり3時に言いに来られましたが・・。
今日、帰ってきたひで子姉さんにこの話をすると・・
「イワオは時間の観念がなくなってるのかな・・目が覚めると来るんじゃないかと思う」
なんだか、わかりませんが・・
ひで子姉さんが帰ってきて、頬が緩む巖さん。ほっとされましたよね~。
そして・・こちら・・「吾輩はもう離れない」アピール。
要が戻り、一同安堵。
この記事へのコメント
私は東京在住なので、前日に練馬講演のお知らせを見た時は、「生のひで子お姉さまを拝見したい!」と思いましたが、都合が合わず今回は叶いませんでした。ご高齢なので、直前までスケジュールを公表出来ないのだと察しております。また集会等で東京へお越しの際は、直前でも構いませんので、何卒お知らせいただければ幸いです。今回のお写真で、相変わらずのお元気そうな姿を確認できて良かったです。
Posted by K太 at 2024年06月01日 13:20
K太様
それは申し訳ありませんでした、私の怠慢です。
これから、早くお知らせするように致します。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
それは申し訳ありませんでした、私の怠慢です。
これから、早くお知らせするように致します。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
Posted by 袴田家物語 at 2024年06月02日 07:56