2015年12月19日
「お湯だけでシャンプー」のすすめ

今日は、東洋経済オンラインに載っていた「湯シャンのすすめ」の紹介です。
空気が乾燥するとフケに悩まされる方も少なくないのでは?
ハリがない、抜け毛が増えた、などということはありませんか?
案外、シャンプー剤をやめてお湯だけで洗う「湯シャン」にしたら改善するのかもしれませんよ。
『10万円のクリームより効く「何もつけない」美肌ケア』(マキノ出版)の著者、江北皮フ科(東京都足立区)の池田大志院長によると・・
「ハリがない、抜け毛が増えた、フケっぽいなどのトラブルを抱えている人は、頭皮の角質層に備わるバリア機能が壊れている可能性があります。シャンプーに含まれる界面活性剤は、汚れを落とすときに、バリア機能で重要な役割を持つ皮脂も一緒に取り除いてしまうのです。本来の機能を回復するには、シャンプーを使わない方がよいのです」とのこと。
頭皮の表面は、角質層が皮脂膜で保護されており、皮脂は髪の毛の表面も覆うことで、キューティクルを守りパサつきも抑えていて、皮脂が失われることで、髪はパサついてハリを失い、頭皮もカサカサしてかゆくなるのだそう。
この状態を改善するには、皮脂の状態を正常に戻すことが大切で、そのために湯シャンがいいのだそうです。
湯シャンは、自ら皮脂を作る機能を回復させる働きがあるとのこと。
リンスは、油分を補う作用があっても、バリア機能が破壊された状態では、油分を外側から補うと自ら皮脂を作る働きは低下し、この状態が続くことでバリア機能は壊れ、頭皮の炎症へと結びつくという。
ただし、、「湯シャン」が不向きの場合もあるそう。
男性の中には、そもそも皮脂の分泌が活発で、過剰な皮脂で真菌が繁殖する「脂漏(しろう)性皮膚炎」を起こしやすい人もいて、このような状態のときには「湯シャン」は不向き。
「日頃から頭皮が脂っぽいという人は、過剰に分泌された皮脂を固形せっけんで落とすことが重要」とか。
加齢臭の方も、固形せっけんがおススメという。
通常の髪のトラブルの改善は、シャンプーを止めるだけで十分で
池田流「湯シャン」の方法は次のとおり。
①38度~40度のぬるま湯で、弱めの水圧にして髪の毛と地肌を洗う。熱めのお湯では、頭皮や髪がやけどをしたのと同じようにダメージを受けるため避ける。
②ゴシゴシすると炎症を起こしやすいので、地肌はやさしく洗う。
③洗髪後には、タオルでやさしく水分をふき取るようにし、自然に乾かすようにする。
④ドライヤーは、頭皮に悪影響を与えるため、なるべく使わないようにする。使用する場合は、頭皮や髪の少し遠くから風を当てるようにする。
「固形せっけんを使う場合も、ゴシゴシ洗うのは厳禁です。手の平で泡立て、やさしく頭皮を洗うようにしましょう。
、洗い過ぎは頭皮によくありません。洗髪は1日1回と心得てください。乾かし方は『湯シャン』と同じです」
実は、筆者も数年前から「湯シャン」をしています。
大体、シャンプー剤(リンスも)に入っている様々な化学物質の影響は受けないし、
シャンプー時間は短いし、前より頭が臭くなくなったし、お金かからないし~
なかなかいいですよ~。
冬こそ、お試しください。