袴田家物語

「じゃ、いってくるよ」


「いってらっしゃ～い」


軽快に。どこへお出かけかというと・・鹿児島県志布志市です
志布志事件のところでの映画会に招待されたためです。
冤罪被害者、弁護士、支援者の方々が集まるとか。秀子節を轟かせることでしょう。

家に戻ると・・


巖さんは高校野球をご覧でした。

昼ご飯も秀子姉さんがいないとね・・


もう、居眠りするしかない！


が、寝てばっかりはいられない！「外、行かにゃ、しょんない」
酷暑だろうが・・炎暑だろうが・・出かけます。

「菌（悪）が出てこないか見張ってるんだね。油断すると出てくるから」
そういう思いに突き動かされている巖さん。

同行当番の支援者と出発。


今日はそれでも早いお帰りで４時間の外出でした。



お疲れ様でした～



可笑しいんですけど・・巌さんって、枝豆を上手に食べられないんですよ。

なぜか、指で豆を押し出せない。

そこで、私がひとつづつ押し出してお手伝い。

昔、子どもにそうしていた事を思い出しましたっけ。

っと・・ここまで書いたら地震。

「巖さん、地震ですよ」


「え～、地震？そんなのウソだよ」・・・って、テレビのテロップにも出てるんですけど。

巖さんが「ウソ」と言えば、それは「ウソ」ですね

「野犬を救う」とかいう番組をご覧なので・・

「巖さん、犬お好きですか？」

「う～ん、どうなんだろうねぇ」

「では、犬と猫とでは、どっちがお好きですか？」

「う～ん、犬だろうねぇ」

「どうしてですか？」

「犬はなつくからね」

「なるほど・・」

こんな会話ができるようになりました！

袴田家からの実況中継でした