袴田家物語

「キャ～～、やめてくださいっ！！！も～、やめてってば！！絶対やめて！」

絶叫、懇願したのは・・私


それに対して・・この顔・・「ど～ってこと、ないよん」


ク～～

なんの話だと思いますか。（こわ～～い話）

袴田家に行ったら・・階段入口にコレ　処分しようと言っていた椅子2脚。


「ついに降ろしたんだ・・ね、だれが下までおろしたの？」　

「わたしだよ～」

はい、ここで冒頭の私の悲鳴になるのです。

袴田家は3階にありますが、1階が駐車場のため、実質4階です。

結構キツイ、こんな階段























ここを、重い椅子を、一人で、どうやって降ろすの？

「降ろせるさ、そんなもん、コツがあるだよ」って涼しい顔で・・

言いたかぁないけど・・８６だよ・・若いけど・・

いやいや、年のことなんか言っちゃいけない・・

「あのさ、秀子姉さんはさ、大事な人なんですよ！何かあったらさ、椅子と転げ落ちたりしたらさ・・」

しかし・・・

「そんなことぐらい、できる！どーってこたぁーない！」

（・・元気でうれしいけど・・もうやめて・・お願い・・）