2024年05月04日

草笛光子さん「良心の咎めはないの?」 袴田事件に(週刊文春ゴールデンウィーク特大号)

週刊文春5月2日・9日号ゴールデンウィーク特大号(550円)開いてビックリびっくり
草笛光子さんの連載「きれいに生きましょうね」の中に、袴田えん罪事件への言及があるのです。

「おね~さ~ん、こんなのあるよ~」と、ひで子姉さんに知らせました。

P69 「責任者出てこい!」のタイトル。草笛さんは怒っています!
草笛光子さん「良心の咎めはないの?」 袴田事件に(週刊文春ゴールデンウィーク特大号)



はじめに国会での与党議員について、そして袴田事件について!です↓
草笛光子さん「良心の咎めはないの?」 袴田事件に(週刊文春ゴールデンウィーク特大号)


草笛さんが袴田事件が頭から離れないのは、「弟の潔白を信じて六十年近くも戦ってきた袴田さんのお姉さんが私と同い年で、私にもやはり弟がいるのでつい境遇を重ねてしまう」「どんな思いでいきていらっしゃったのだろうと・・」とのこと。

「こいつを犯人にしよう」と決めた人、「証拠をでっち上げろ」と指示した人、実行した人、おかしいと思っても声を挙げなかった人、たくさんの人が関わったはずなのに誰も名乗り出てこないことに、「良心の咎めってものはないのかしら」。さらに、「奪った時間をどうやって償うのか」

そして、「見過ごしてきた私たち国民も、いけない」という、草笛さんの良識キラキラ

ぜひ、週刊文春の草笛さんの記事、お読みください。
草笛光子さん「良心の咎めはないの?」 袴田事件に(週刊文春ゴールデンウィーク特大号)


巖さん、ひで子姉さんへの思いもあたたかい・・。
草笛光子さん「良心の咎めはないの?」 袴田事件に(週刊文春ゴールデンウィーク特大号)






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この記事へのコメント
シェアありがとうございます。記事読ませて頂きました。100%正論、全くその通りと思います。草笛さんのように知名度がある方が正面からこのように言い切ってくださって感謝しかありません。
「お上」に対してものを言うのは誰にとっても勇気がいることなので…。
4/25掲載の新聞記事の中でデイビット・T・ジョンソン氏がおっしゃっているように
「修復不可能なほど台無しにされた」巌さんの人生、秀子さんの人生の償いをするべき人がいるはずです。人間なら必ず良心がありますから、自ら気が付いて頂きたいです。
Posted by トライアングル at 2024年05月05日 08:47
私は今更有名人が袴田事件を取り上げて、一体如何なる意味があるのか甚だ疑問に感じます。

昭和40年に発生してから、b59年もの歳月が経過したのに誰も関心を持とうとしなかった。


世論の声が高くなると、メディアが袴田巌さんが無実であるという「情緒的な報道」をする。


事件発生当時、警察のリーク情報を鵜呑みにせずに、真実を見る眼がある人間であれば、袴田事件は完全な冤罪と分ったはずです。

再審公判が始めっても、普通の人は関心を持たない。

法曹関係者と支援者、そして私のように警察組織から酷い仕打ちを受けた人間ぐらいしか関心を持っていないのが実情です。
Posted by 堂山晋太郎 at 2024年05月05日 16:22
堂山晋太郎様

おっしゃるような「実情」であればこそ、私は「有名人」草笛さんの今回の真っ当な見解が週刊文春に掲載されたことをありがたく思うのです。関心のなかった方々に「関心」を届けてくださるからです。そのことによって巖さんを応援してくださる方が増えるからです。
Posted by 袴田家物語袴田家物語 at 2024年05月06日 09:30
誤解を与えるような事を言って申し訳ございませんでした。

ただ、三鷹事件、松川事件、下山事件などの戦後最大の「冤罪事件」は政治的な背景がありました。

しかし、袴田事件は市井に暮らしている「何の落ち度もない無辜の市民」である袴田巌さんが警察組織に犯人にでっちあげられました。


このような冤罪事件は今後も起こり得るし、現在も発生しています。


そうした現実をもっと多くの人に私は知ってもらいたいと考えています。
Posted by 堂山晋太郎 at 2024年05月06日 19:56
心強い草笛さんの記事、いいですね!☺️
Posted by さくら at 2024年05月14日 19:58
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