袴田家物語

本当に久しぶりに巖さんのお供で街をあるきました。花壇が華やかです。


「イワオさ～ん、春の花と一緒に写真とりましょ～」大声で呼ぶと、戻ってきてくださって・・


あ～、この先、素通りできるのか・・


できません！今日の巖さん、お昼ご飯を食べていないから


考え事も・・・どんなこと思っておいででしょうか・・


「イワオさん、お菓子より御飯にしましょう」


今日は週末とあって、街はにぎやかでした。

今日、巖さんに気づいて応援してくださったのは、圧倒的に若い女性組です。
遠くから会釈の方もたくさんいらっしゃって、改めて関心の高さを感じた日でした。

オマケに、数日前のドライブに同行したジャーナリストの笠井千晶さんとのツーショット。

巖さんの御希望で、天竜川堤防を走ったあとに立ち寄ったコンビニで。

笠井さんも「見守り隊」のメンバーなんです。










  

みなさま、「袴田事件がわかる会」の続報を出せずにおります。

言い訳は・・連日、幻の「ハチミツの世界・東京」への運転手兼ツアコン業をしているからです。

昨日は静岡へ、今日はアチコチ走って浜名湖SAへ。


にぎやかな人出でしたが、夕方なので食事処はご覧の通り。奥～に、巖さんがいます


うな丼って・・おやつ？「自販機の勝負」で求めたカフェオレは3口飲んだだけ。


眼前には浜名湖。せっかくだから遊歩道に下りましょう。慎重に慎重に。


「イワオさ～ん、こっちこっち。景色いいから写真撮りましょう」

今、走ってきた東名高速の赤い橋をバックに

そうだ！・・たまには・・お願いしてみようか・・

「イワオさん、今度はさ、私を撮っていただけますか。ここ、ここ見て、ここ押すの」

デジカメを渡すも、巖さんは無言。

しかし・・これ

袴田巖さん撮影。

「きゃー、イワオさん、上手～」と思わず叫んでしまいました

焼きそばの屋台をのぞく巖さん。焼きそば大好きなお姉さんに、お土産買いました～。



「ただいま～」

あ、ひで子姉さんの喜ぶ顔、撮ればよかったですね～。

巖さんのお土産に、それは大喜びでした！

さて、明日はどこへ





  

３会合同開催スペシャル「検証・袴田事件」の2回目です。

事件から1年2カ月後に工場の味噌タンクから発見された「5点の衣類」についてです。

ひで子姉さんも、ご挨拶のあとは一般席で最後まで参加。


「５点の衣類」が袴田巖さんのものとされたのは何故か。
袴田さんのものといえるのか、検証。

「５点の衣類」の色に疑問をもって山崎さんたちが２００６年に行った「味噌漬け実験」について。


最初は支援者だけでやってみた


最後に・・「せっかくだから・・」と山崎さんが取り出したのは・・


10年漬けた白いシャツ。それを広げたのです～本邦初公開。

いや～～においが強烈
黒い所が血痕です。

最初は、なんかチョコレートのような感じもしましたが、んんん・・なんて言ったらいいか。

続きは、続編で

「来るたびに、飽きないどころか、どんどん面白くなっていきます」などという、ご参加者アンケートがありました。うれしい限りです！




  

「検証・袴田事件」


前回は検察の「冒頭陳述」通りに犯行を再現してみました。
（あり得ないことで、会場からは怒りがわきましたっけ）

明日は、いよいよ「5点の衣類」の登場です！！！

明日の袴田事件がわかる会へ、どうぞお出かけくださいませ。
以下のように開催します。

初めての方、大歓迎です。
入場無料、お気軽にお越しください。


＜第40回　袴田事件がわかる会＞
袴田さんを救援する清水・静岡市民の会・ 袴田さんを救援する静岡県民の会との共同開催スペシャル

日時：2月20日（土）　　午後1時30分～４時

会場：浜松復興記念館２階　（浜松市中区利町304-2・五社神社東）　　

ゲスト：袴田ひで子さん（袴田巖さんの姉）

テーマ：5点の衣類を着用しての検証！　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　5点の衣類とは？それで「犯行ストーリー」はどう変わったか？　
みそ漬け実験は何を暴いたのか。

事件を語らせたらこの人、長年支援活動を続けてきた楳田さんと山崎さんが分かりやすく検証、説明します。
前々回（第38回12月）は警捜査報告書」「現場検証報告書」「第一審判決」などの資料から、図上で再現。

それを受け継ぎ、1年2か月後に「発見」された犯行着衣の登場によって、検察官の主張がまるで違っていまいました。パジャマから5点の衣類へとチェンジされることによって、さらに信じられない主張がまかり通るようになります。登場のいきさつから、それによる犯行経緯の恣意的変更、欠陥だらけの証拠。一つ一つのチグハグを明らかにします。

特に、支援者と弁護団が協力して実行したみそ漬け実験とそれが明らかにしたことを報告します。

【緊急テーマ】　筑波大教授で法医学者の本田先生が、新たに当時の「死体鑑定書」にメスを入れた論文を発表。「袴田事件の解剖鑑定書をどう読み解くか」　（季刊刑事弁護105所収）　、興味深い論考を解説します。


主催　袴田さん支援クラブ / 袴田さんを救援する清水・静岡市民の会 / 袴田さんを救援する静岡県民の会




  

おっきな魚がお出迎え。カメラ向けると、Vサインサービスの巖さんです。

三保にある東海大学海洋科学博物館へ行きました～


めずらしい生き物に、巖さんも興味深げ。


なんて美しい


こ～んな長いのも。リュウグウノツノカイの標本です。全長５ｍ１８，雄の方が小さい。


こんなのも・・。


そして圧巻の巨大水槽。日本最大の全面ガラス張り水槽に海中が再現されています。

巖さんも、立ち尽くして・・。

ミュージアムショップでも、あれこれご覧に。


なんだ？・・と気になり見にきました。

ここには、「恐竜博物館」もあるのです。今度は、そこに行ってみましょうか。

静岡から三保まで、ずーっと海岸線を走りました
特に帰り道は、巖さんの助手席側が海。ずーーっと、海を眺めておいででした。
清水です・・巖さんには、なにが見えるのか・・動かない横顔・・そっとして。

「東京、行ける？」と、この頃はちょっと遠慮気味に聞かれる巖さん。

「行けます」と、来たのは清水でしたが、気分よさそうにしておいででした。

高速も、怖くなくなったのかな・・。







  

袋井市の法多山（尊永寺）へ行きました～


仁王門（重要文化財）前で。


「あれっ、ハカマタさんじゃない？」・・3人で何度もお辞儀をしてくださいました。


しまった・・巖さんに知らせればよかったな・・

どこへ行っても、「応援してます」の方々が

今日は「（浜松の）街へ行く」とおっしゃっていた巖さん。

靴を履く寸前に・・

「川﨑大師へ行ける？」

川﨑大師とは・・どっから出てきた？巖さん、昔行ったことおありなの？

もう2時だし・・川﨑は行けないですが、どっかは行けるので・・

「行けます。行きましょう」

それで・・浜松から東名で2番目のICと、近い法多山へ行ったのでした。
（巖さんは、出かけると行先にはこだわらない）



結構、坂道を歩くので、いい運動に寒い日でしたが汗かいて。


「イワオさん、サクラ～」　「んん、サクラか」


おっかない不動明王


パンパンパンと柏手を打つ巖さん。


こっちでも。


背後に、本堂へ至る長～～い階段がこれは無理。（う回路あり）


数段の階段も手すりがないので、バックで。


2017年に自宅近くの石段（手すりなし）から転げ落ちて以来、とても慎重な巖さんです。

私の手を借りるのは、自尊心が許さないとみえます・・。立派。

法多山名物「厄除団子」の茶屋が・・。素通りできませんね・・やっぱり。

ひと口ひと口、ほんとうに美味しそうに巖さん。
そんな巖さんをみていると、幸せな気持ちになるのでした・・。

今日は出発が遅かったので、本堂へは今度。帰りましょう。


巖さんの表情もよく・・本日のドライブを無事終了しました。







  

今日は、雨上がりの浜名湖へ。浜松ガーデンパークですムックがいました！

広い空を見上げて。

なぜか・・今日はよく笑う巖さんです。


ね！何？何？・・思わず一緒に笑ってしまう


地域の特産物のお店に寄って・・巖さんはお菓子。「たたみいわし」なんかシラバックレテカゴに


帰りに、ヤギのいるところでティータイム・・のつもりが、巖さんは天丼弁当




ガーデンパークの前に走った、浜名バイパスからの眺めが絶景でした。登り道の先がない・・えっ、その先は天国？なんて、思いましたっけ。なにせ、ハンドルを握っているので写真が撮れず、みなさんにお見せできないのが残念です。
巖さんも海を見つめておいででした。
「イワオさん、海の向こうはアメリカで～す」なんてはしゃいだりして

さて、昨日です。
「中瀬の堤防に、ハカマタイワオの〇〇（聞き取れなかった）がある。見に行く」とのことで、出発
「中瀬」は、巖さんの生家があるところです。思い出が詰まっているところでしょう・・。

天竜川の堤防の道を中瀬に向けて走りました。
高いから見通しがよく、遠くに山々を望み、眼下に街並み、右手は天竜川となかなかの景色。
途中、河川敷に下りてみました。
凧をあげている人達がいたり、野球をしている人達がいたり・・。

馬の牧場も見え、巖さんも「馬だね」。
昔は、草競馬が行われていたという話、聞いたような・・。（不確か）
堤防の写真は撮れず。

そして・・いつものここへ、子供の頃遊んだところ。


河津桜だそうです。桜だなんて・・「イワオさ～ん、見て見て！と騒いだことは言うまでもありません。


後ろ・・


前・・気分よさそうに笑顔も見えて。


森林公園の「バードピア」にも寄ってみました。


鳥の模型がたくさん並んで・・絵の具で描いたような鮮やかな色の鳥に目をとめて・・。


ちょうど、野草写真展開催中。主催者の方が、巖さんの来場を喜ばれて、栞を下さいました。


森の中で憩って・・。


このごろ、のんびりされている巖さんです。

さて、明日はどこへ・・・







  

3連チャン、ドライブのご報告です。

ひで子姉さんの誕生日に、「ミツバチの世界へ行く」と靴下履く巖さん。


少し前は「ハチミツの世界」だったのですが・・「ミツバチ」に変わっています。

それも・・

「ミツバチの世界、東京にあるんだ」とのこと。

さ～て、とりあえず、東京方面へ

黙っていても面白くないので、色々ガイド。

「遠くに見える山は竜頭山ですよ～竜の頭の山！」「見て見て、飛行機。自衛隊の訓練機なんですよー」「ここは浜松自動車街。車屋さんが並んでます」「高速道路、入りますね～」「はい、天竜川です」「東名高速道路は、日本経済の大動脈。沿線には大企業の工場が連なってます。ほら、巖さんが買ってる飲物の工場です」「ほら、ずっと茶畑ですよ」「ほら、富士山の頭、見えました？」・・・

巖さんは、「あ～、飛行機ね」とか、「見えるね」とか、その都度返事されます

着いたのは・・・日本平。途中、絵葉書のような絶景地も通ってきました。










山の上なので・・クネクネ道ですが、巖さん、車酔いはしなくなりました。

「ミツバチ」とは全然関係ない世界に行きましたが・・どういうもん？？

と、思っていました。

翌日・・

「ミツバチの世界、最高権力の世界が東京にあるんだ。車でね」

あれ、昨日のドライブをもう一度？よかったのでしょうか・・。

「承知しました～」

お決まりコース化してきましたね・・ここ。







そして、その翌日・・

「島田まで、どれくらい？２つくらいか？」

2つ・・何のこと？インターの数？

「5つです」（だいたい）

「そう・・」

「島田は、何の御用ですか？」

「城があるんだね。あるはずなんだが・・」

「あ、お城ね。かしこまりました～、行きましょう」

島田ではありませんが、お城へ行きました。掛川城です！


私も初めてなので、裏の駐車場にで、ちょっと歩くことに。


巖さんは、「ほ～、大きな城だね」と、ご満足の様子。

天守閣は、長い階段を登らないと行けないのでヤメ。御殿へ。

靴脱いで中へ入るのは面倒くさいと思って、外から見ていました。


玄関に行くと、中に大きな段差の階段が3段見え、巖さんは断念されると思いました。

が・・なんと！巖さんは入るとおっしゃる。
そして・・両手を付いてハイハイの格好で上がったのです
（ちなみに、帰りは尻ついて下りられ、感心しました）
カラフルな色彩に誘われて・・


鎧、兜に槍や銃






廊下からは天守閣を望み


婚礼衣装にも目を留められ・・


いや～、中に入って良かった！（面倒くさいなんて・・ごめんなさいでした）
巖さんがこんなに興味深げにご覧になるのを初めて見ました。

「イワオさ～ん、写真撮りましょう。こっち向いて～」


帰り・・

「何か食べて帰りましょう」（これ、私が言ったんじゃないんですよ）



今日の巖さんは、これまでで1番のんびりとされていたように感じました。

真っ赤な夕日が美しかった・・。






  

みなさま～、「続きは、明日」なんて言いながら、遅くなりました。

記事の賞味期限が切れそう・・、いえいえ切らないで～。

実は私、巖さんの「ミツバチの世界へ」、さらに昨日は「お城へ」というご希望で、毎日ドライブ。

大事な大事な巖さんをお乗せしてのドライブは、神経使いに使って、帰ればバタンキューです。
ブログまで到達できませんでした～

ドライブの写真は後で

ひで子姉さんに、「見守り隊」と「支援クラブ」でセーターとお祝いメッセージ色紙、花束、ランチのプレゼント
セーターはデコちゃん色・濃いピンクです。お似合い巖さんを見て下さい。靴下はいてるでしょ「ミツバチの世界へ」行く支度されてるんです。

「ちょっと、待ってまって、巖さん。せっかくだから、鰻食べてから行きましょうよ～」「ん」

例年は楽しい誕生会でワイワイみんな集まって食べるのですが、今年はいつもの3人で。

茶碗蒸し（いくら、えび、ほたて、鰻の肝入り豪華版）もギョウザも絶品「見守り隊」で「支援クラブ」の清水シェフのお手製です。清水シェフはこの人。キャンディーズ姿（去年のひで子姉さん誕生パーティ）普段、ミニスカートは履いておりません


お祝いのお花もたくさん届きました～。























誕生日の歌声～声に艶があるんですよね




（この写真、どうして寝てしまう？ま、ご愛敬で）

そして・・忙しかった～。お祝いメッセージを下さった皆様にお返事メールを。

袴田事件弁護団長・西嶋勝彦弁護士はじめ、た～くさんの方から頂きました。

ZOOMもできるし、メールもできるスーパー88歳！

「わたしゃ、８８なんて、思ってへん！！」・・ますます意気盛ん

みなさま、ありがとうございました。

巖さんとの「ミツバチの世界」は、また明日～
（オオカミ少年にならないように・・ま、少年にはなれまへんがね）






  

みなさま～、ひで子姉さんは88歳になりました～


YouTube袴田チャンネルで、すご～く元気なひで子姉さんをご覧くださいませ～。

袴田チャンネル→　https://www.youtube.com/channel/UCqlu_zQAcuZkoHv-b4OT7bQ/videos?view_as=public

皆様の応援、心より感謝しております。

そしてそして・・ひで子姉さんの誕生日、お分かりかどうか・・巖さん

「ミツバチの世界があるからね、東京に行かにゃ。車で行くことになってる」

私は、巖さんとミツバチの世界に向けて走ったのでした～

さっき、帰ってきました。

続きは、明日です