2021年09月30日

袴田ひで子さん スイスイ走りまわる88歳

袴田家に行ったら・・あれ?お姉さんがいない・・

「イワオさん、おねえさん、どこ行ったんですか?」「ん・・・買物かなんかだろ」


3階の窓から見ると・・・あびっくり

お、道を渡ってきます。

姿、若いと思いませんか。雨だって、小雨くらいなら自転車乗って行っちゃうしガーン
なんでも・・「どーってこたぁない!!」豪傑だから老いも退散するのかなぁ・・。

「そういうこと」って、顔で言ってますね。



  

Posted by 袴田家物語 at 17:02Comments(0)袴田秀子姉さん

2021年09月27日

今日の袴田巖さん 行く先々で応援の声

樹齢何年でしょうか・・大きな楠木(クスノキ)


いつもの、静岡浅間神社です。

「今日は、東京に行くからね・・・権力のね・・(不明)・・神社ね」

巖さんが、そうおっしゃるので、ここなのです。
参拝の写真も、みなさん見飽きたかもしれないですが・・今日の巖さん。


駐車場に戻ると・・左隣に赤い外車。これだと巖さんが乗れない・・

バックして出られるのを待っていると・・車の窓が開いて・・華やかなご婦人が・・
「あら、有名な方ね。応援してますよ、って・・どうやって応援したらいいの?」

「袴田サポーターズクラブ」のチラシやら色々お渡ししました。




















すると・・CDを下さったのです。これです下


思いがけず、声をかけていただき、うれしいな~と思いながらの帰り道・・

東名高速サービスエリア休憩で、巖さん・・「うどんね」。

すると・・注文カウンターの女性が、「お元気だね~、いいね~、応援してますよ」と、また思いがけず。巖さん、離れていたのに、よくご覧でしたね。

名物の桜エビをのせて・・っと、その時・・

また思いがけず、「応援してますよ!がんばって!」と、男性。
(巖さんの奥にぼんやりと写っている方)
巖さんを見る目がやさしく、微笑んでおいででした。

巖さんの無実を信じて応援する市井の人々の姿、裁判官にも見せたいと思ったことでした。




  

2021年09月24日

今日の袴田巖さん 小川秀世法律事務所訪問


どうですか、二人の笑顔!特に、巖さん!袴田事件弁護団事務局長小川秀世弁護士事務所にて。

静岡に到着して、「ここで、お茶飲ませてもらいましょう」なんて巖さんを事務所に誘いました。
最初は訳わからない巖さん。小川先生に大歓迎されて緊張ぎみ。


巖さんにニコニコと話かける小川秀世弁護士下(事件については話題にしない)に巖さんもリラックスして・・ベストの前なんか開けちゃってますニコニコ

「イワオさん、弁護士の小川ですけど、覚えてますか?」

「覚えてますよ」と、笑顔を浮かべてはにかんだような巖さん。

「イワオさん、弁護士にさ、何か言ってくださいよ」(注文つけて!という意味)

「え~?弁護士ねぇ・・弁護士には用はないんだな」

「えっ、そうなんですか~」と、先生。ひで子姉さんは、爆笑している。
(事件はなかった、裁判など終わったことだと巖さんは思っていらっしゃるのです)

「イワオさん、きれいな色のシャツ着てますね~。それ、イワオさんが選んだんですか?」

「え~?これかぁ?・・・だれかにもらったんだろうね・・」・・私を見る巖さん。

(そこで・・「わたし~!」と、私キャー

「え~、そうなんだぁ。すごくお似合いですよ」と、先生。

「イワオさん、今日は、どうして熱海に行ってきたんですか?」
(実際は行ってないけど話を合わせてくださって)

「それは・・権力の問題でね・・熱海にあるんだね、家がね」

「ほ~、そうなんですかぁ」

互いの腕時計を見せ合い・・時計談義


「イワオさん、お花好きでしょ。僕の、見てって。屋上にね、こっちこっち」

と小川先生に案内されて宝の部屋に。

「これはダリアだけどね・・ほら、椿の蕾がふくらんでるでしょ。イワオさん、椿の花が咲いたら、また見に来ていただけますか」
(小川先生は、静岡ツバキ会会長。椿の本も出版。「椿王子」の異名も)

「はい」・・そう答える巖さんに、本当にうれしそうな小川先生。

実は今日の昼食後、また突然「熱海に行くからね」とおっしゃった巖さん。

しかも、ひで子姉さんも一緒にとのご希望。

「そんなら、静岡の小川先生んとこ行こうか!」と、ひで子姉さん。

私は内心・・小川先生はお忙しい方だから、どうかな・・遊びに行く所じゃないしな・・と思いながら・・一応電話。

すると・・

「え?巖さんとひで子さん静岡来るの?寄って、寄って!待ってる」とのこと。

上等なおやつも用意しててくださいました珈琲

巖さんと話をしている小川先生の優しいこと・・

帰りは、外まで出て見送ってくださって・・

おかげさまで、とても楽しい日になりました。

小川先生、ありがとうございました。








  

2021年09月23日

日野町事件再審開始を求める会にて

ちょっと遅くなりましたが、18日(土)大阪の集会での写真と記事です。

先に再審無罪を勝ち取った西山美香さん(左・湖東記念病院事件)さん、青木恵子さん(右・東住吉事件)と、ひで子姉さん。


布川事件の桜井昌司さんと。桜井さんは、難しい国賠訴訟でも勝訴しました力こぶ


これも、もう遅いですがガーン


「袴田巌さんを救援する清水・静岡市民の会」事務局長の山崎俊樹さんから写真とともに、記事も届きました。
以下にご紹介します。

9月18日(土) 大阪弁護士会館で、“ 日野町事件 一日も早い再審無罪を ” 市民集会に参加しました。

日野町事件は滋賀県日野町で、1984年年末に起きた酒店主殺人事件です。
犯人とされた阪原弘さんは、3年後に逮捕され、拷問同様の取調べ、家族に影響が及ぶなどの脅しの結果、ウソの自白をさせられました。
無期懲役の判決、再審請求、即時抗告審中に阪原さんは獄死。 遺族が2012年に死後再審の申し立て。 そして、2018年7月大津地裁が再審開始を決めました。(袴田さんの即時抗告審で東京高裁が取り消し決定をした一月後です)
しかし検察官の即時抗告の結果いまだに阪原さん」、阪原さん遺族の願いはかなっていません。

台風14号が近畿地方に上陸する中、ひで子さんは集会に参加、阪原さんの遺族や桜井さん(布川事件)、青木さん(東住吉事件)、西山さん(湖東病院事件)、西さん(大崎事件)、岡さん(名張毒ぶどう酒事件)の冤罪当事者やその親族とともに壇上で、「家族がくよくよしちゃいかん、家族が胸張って支えなきゃ」と力強く発言されました。

集会終了後、先日国賠訴訟完全勝訴の桜井さん、 東住吉国賠訴訟判決が控えている青木さん、 湖東病院事件の西山さんらと、新たな決意を確認しあいました。

・・・・・・・
桜井さんも、病気はね除けバリバリお元気とのこと。
国賠勝訴の先鞭をつけられましたね。
青木さんも西山さんも続くでしょう。





  

Posted by 袴田家物語 at 23:29Comments(0)

2021年09月21日

今日の袴田巖さん 応援する人びと

動く歩道から浜松駅のホームに目をやる巖さん。

逆方向から、すれ違いざまに「ハカマタさん、こんにちは!」の声。

あ~~っという間に離れてって、チラシは追いつかないガーン

この写真、主役はミカンです。

ちょい先の居酒屋店頭で売っていたものなんです。

巖さんが足を止めて見ていました。

そしたら、店主かなぁ?若い男性が、「応援してます!」とおっしゃる。

あ~巖さんは、聞こえなかった?無言で行ってしまった。

そしたら私に、「これ、食べてください」と、ミカンをくださったのです。

いや~、お気持ちがうれしい!!!(ミカンもうれしいけどさひみつ

写真は、「ちょっと・・はずかしいから・・」と辞退。

帰宅して、ひで子姉さんにその話をすると・・

「ありがとうございました!いただきます」


ほかにも、工事現場の方々、女性男性、たくさんの方に応援の声をかけていただきました。

バス停でバスを待っていた男性からは、「ゆっくり、ゆっくり歩くといいですよ」と言われるほど。

巖さんの足取りは快調でした~ちょき

オマケ・・・

ちょっと・・イワオさんには・・ねキャー




  

2021年09月19日

「中学生にもわかる袴田事件」&日野町事件

10月の「袴田事件がわかる会」のお知らせです。


初めての方、ぜひお出かけください。

中学生、高校生も大歓迎です注目

小学5年の時に袴田事件を知り、学び、司法試験を目指している学生もいます。

さて、今日のひで子姉さん・・


「阪原さんの息子さんに初めてお会いしたよ。私たちは何も悪い事してないんだからさ、堂々としてればいいのよって言ってきた。私なんか、そうだもん」

55年も闘い続けているひで子姉さんの力強い言葉は説得力がありますよね。
自分も闘いながら、仲間を鼓舞して歩くひで子姉さんです。

「阪原さん」とは、日野町事件のえん罪被害者の阪原弘さんのこと。

昨日、大阪で日弁連主催の「日野町事件 一日も早い再審開始を」という市民集会がありました。
ひで子姉さんも応援に駆け付けたのでした。

*日野町事件とは・・1984年(昭和59年)12月、滋賀県蒲生郡日野町の酒店で発生した強盗殺人事件。事件発生の約3年後、常連客だった阪原弘氏が連日の暴力的取り調べで嘘の自白をさせられ逮捕、起訴された。阪原氏は起訴後、一貫して無罪を主張してきたが、2000年9月無期懲役の判決が確定。再審請求中の2011年3月、阪原氏が病死。2012年3月、遺族が第2次再審請求を申し立て、2018年7月11日大津地裁が再審開始決定。ネガの順序を入れ替え捜査機関が証拠を捏造したことも明らかになっている。
検察官が抗告して、3年以上経過している。




  

2021年09月18日

第47回「袴田事件がわかる会」速報

暴風雨かと思いきや、予想に反して浜松は全然台風らしくない天気びっくり
会場入り口で、みなさんをお出迎えする二人ニコニコ

「うわっ、びっくりした~」と階段を登ってきたみなさん。

トップバッターのひで子姉さんは、画面からご挨拶マイク

「みなさん、こんにちは!みなさま、ようこそおいでくださいました、わかる会も47回目です。私は、大阪なんです」
腰痛で杖を初めて突いて「座頭市」みたいになっちゃったという巖さんの近況を語り、「55年闘って、裁判はようやく明るい兆しが見えてきたように思います。がんばるしかない」と、元気な声を轟かせました。




今日は、急遽、主催者が上記テーマで、えん罪を生み出す日本の警察・検察・裁判所の問題、さらにマスコミ報道や国民の意識の問題について、欧米の司法とも比較しながら話をしました。
(先月用意し、時間の関係でできなかったもの。なので46回、8月の日付)
みなさん、熱心に耳を傾けてくださいました。初めての若い方も何人か・・うれしいことです。



天候の読みが外れてしまいましたが、藤原聡氏(共同通信編集委員・論説委員)をお迎えして松山事件について学ぶ会は、必ず実現させますので、お待ちくださいませ。



  

Posted by 袴田家物語 at 23:03Comments(0)袴田事件がわかる会

2021年09月17日

明日の「袴田事件がわかる会」について

明日、台風の影響で浜松も暴風雨に見舞われそうです。

そのため急遽、ゲストの藤原聡氏の講演を延期にしました。

明日、「袴田事件がわかる会」は開催予定で、ゲストの代わりに主催者から「冤罪の構造を探る」と題したお話を致します。

(どうにも車が走れず会場に到達できないほどの状況になった場合は、休会)

どうぞ、よろしくお願いいたします。

先日、巖さんを静岡浅間神社にお連れした時の写真ですが・・



突然巖さんに「後楽園行きましょう」と言われて、行き先が静岡浅間神社しか思いつかない私。

いつも同じような写真です・・ガーン

では、台風の通り道のみなさまも、どうぞ、お気をつけてパー




  

2021年09月16日

NHK Eテレ「こころの時代」木谷明先生 再放送

みなさま、12日のEテレ「こころの時代」はご覧になりましたか。

木谷先生、山登りなんかされてましたね!

東大山岳部の健脚、83歳の今もご健在キラキラ

ほんとに、うれしくなりました。

えっ、見逃したびっくり

そういう方もあろうかと、再放送しますよまるっ

今度の土曜日18日、午後1時からNHK Eテレですスピーカー

以下は、NHKの番組情報から・・・

「伝説の裁判官」とよばれる木谷明さん。被告人の話を徹底的に聞き、向き合う姿勢はいかにして生まれたか、その半生を聞く。

無罪判決を30件以上確定させたことで知られる元裁判官、木谷明さん83歳。信念としたのは「疑わしきは罰せず」。真犯人の処罰も同時に求められる刑事裁判で、えん罪こそ最大の不正義だと被告人の話を徹底的に聞き続けた。幼少期の体験、裁判官としての姿勢を形作った先輩との出会い、被告人からの裏切りと心の交流。神ならぬ人間が、人を裁く意味とはなにか、そして、つぐなうとは。聞き手は詩人で作家の小池昌代さん。
・・・・・・
今度こそ、お見逃しなく~。

木谷先生は、YouTube「袴田チャンネル」にもご登場いただいています。
こちらも、ぜひご覧ください。何度でも注目

YouTube「袴田チャンネル」木谷明先生→ https://www.youtube.com/watch?v=6vedHApHc0s

こちらの本も、おススメです。TVで語られた内容がぎっしり。

(写真が光ってしまいましたガーン

最後に巖さん。ポスターの人に片手上げて・・。



今度の土曜日は、「袴田事件がわかる会」です。

第47回袴田事件は以下の通りです。

日時:2021年9月18日(土) 午後1時半~4時
会場:浜松復興記念館 2階 (浜松市中区利町304‐2)
ゲスト:藤原聡さん (共同通信社編集委員・論説委員)
ゲスト:袴田ひで子さん (袴田巖さんの再審請求人である姉)
(今回、ひで子姉さんは大阪弁護士会主催の集会参加のためビデオ出演となります)

参加費無料、事前申し込み不要です。どうぞ、お気軽にお出かけください。



  

2021年09月15日

今日の袴田巖さん スタスタスタ

「車あるの?」と、巖さん。

「ありますよ。車に乗りますか?」

「暑いし・・車ででも行かんと、かなわん」

と、いうわけで、今日も浜松駅まで車で行きました車
(これまでのコースでは、袴田家から浜松駅まで3時間かかっていた)

浜松駅到着~。巖さんは、スタスタスタ足跡 

ちょっと~。カメラなんか出してるうちに置いて行かれてしまうガーンスロープだって、スタスタスタ。


あれ、巖さん、笑ってるニコニコ何おかしいのかな・・。


いつものところで休憩です。巖さん、どんな表情かな・・


あれ、また笑っておいでですね~。

巖さんには、現実とは別に、頭の中に違う世界があるようで、何か話したり笑ったりされています。

笑っていらっしゃることが増えたのは、現実世界で気分がいいからではないのかな・・

暑いから、いつものパトロールコースを省略して車で楽しようなんて、これまでの巖さんには考えられない事です。

巖さんも、ずいぶん緩んでのんきになられましたグッドグッドグッド
あ、そうそう、巖さんの腰痛ですが・・

「もう痛くないよ」とのこと。

「杖はいらん」と言われて、私が杖突いて歩いてみましたキャー

・・・・・・・・・・・・・・・・・
今度の土曜日は、「袴田事件がわかる会」です。

第47回袴田事件は以下の通りです。

日時:2021年9月18日(土) 午後1時半~4時
会場:浜松復興記念館 2階 (浜松市中区利町304‐2)
ゲスト:藤原聡さん (共同通信社編集委員・論説委員)
ゲスト:袴田ひで子さん (袴田巖さんの再審請求人である姉)
(今回、ひで子姉さんは大阪弁護士会主催の集会参加のためビデオ出演となります)

参加費無料、事前申し込み不要です。どうぞ、お気軽にお出かけください。



今回は、『死刑捏造』下の著者、藤原聡さんをお迎えします。


藤原聡さんは、共同通信社編集委員・論説委員。仙台支局勤務時に取材した松山事件について、2017年『死刑捏造 松山事件・尊厳かけた戦いの末に』(宮野健男さんとの共著)を上梓。これは、死刑囚から再審無罪となって生還した斎藤幸夫さんの叫び、息子を支え闘い続けたお母さんのヒデさんの姿に胸を鷲掴みにされる迫真のドキュメント。

<冤罪はなぜ後を絶たないのか。また「開かずの扉」とも言われる再審が認められ、無罪判決を得るのはいかに困難なことなのか。冤罪事件の原点とも言える松山事件の斎藤幸夫さんの軌跡を追うことで、こうした日本の刑事司法が抱える問題も浮き彫りにしていきたい>
このように「はじめに」に記されていることをお話いただきます。
袴田事件と松山事件、えん罪に共通する刑事司法の闇、例証をあげて明らかにします。

*松山事件とは1955年10月に宮城県松山町(現・大崎市)で起きた一家4人強盗殺人放火事件。当時24歳の斎藤幸夫さんが逮捕され死刑判決が確定するも、1984年7月に再審無罪に。日本で死刑囚が再審無罪になった4大事件のひとつ。

どうぞ、初めての方も大歓迎です。

コロナ対策として、会場の天井、両側を開放し、スース―風を通します。


お待ちしております~ニコニコ