2016年09月20日
野菜を食べて丈夫な骨作り?!


「食べもの通信」9月号では、「丈夫な骨をつくる食事」の特集です。
特筆すべきは・・サブタイトル

「砂糖の制限と野菜のカルシウムが決めて」
え~っ、野菜??カルシウムといえば牛乳じゃないの??と思うでしょ。
ところが、カルシウム吸収率の定説を覆す新たな報告があるというのです。
この特集は、「牛乳に頼らない」の付箋つき。
「世界では認められていない牛乳の骨粗しょう症の予防効果」(健康増進クリニック副院長加藤直哉)では、牛乳には人乳の6倍のリンが含まれ体内のカルシウムを排出してしまい、骨を強くするには逆効果と指摘しています。
このほかにも乳牛飼育過程での問題、牛乳への影響については、「食べもの通信」8月号に掲載されています。
そこで「世界の最新研究から」・・
「アブラナ科の野菜や大豆製品は牛乳よりカルシウム吸収率高い」(家庭栄養研究会会員・栄養士 本村槇子)というから、野菜を作る私達はうれしくなるじゃありませんか

これまで野菜のカルシウムは食物繊維によって腸での吸収が悪いと考えられてきたそうですが、その「犯人」はシュウ酸だということがわかり、シュウ酸をほとんど含まずカルシウムの含有量の多いアブラナ科の野菜は優れたカルシウム給源だということです。
では、アブラナ科の野菜ってなんだぁ~?
チンゲン菜、キャベツ、白菜(いずれも100g中シュウ酸0)、菜花、水菜、小松菜、カブの葉、大根の葉などです。
めずらしいものではないですね!
カルシウムが多い献立も掲載されています。
中でも・・<キョウナと油揚げの味噌汁><キョウナ、キャベツ、チンゲン菜などのゆで野菜の冷シャブ><キャベツのスープ><小松菜としらす干しのお浸し>などは手軽でよさそうですね。
これから美味しいカブ、大根、白菜、キャベツなどができますよ。
みなさん、アブラナ科の野菜をた~くさん食べましょうね

「食べもの通信」 発行(株)食べもの通信社 TEL03-3518-0623
Posted by 袴田家物語 at 17:08│Comments(0)
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