2024年02月24日

袴田巖さん日記 殿・行方不明事件とルビー

昼前、袴田家に行くとひで子姉さんは留守。

しかも、殿もいないびっくり

え~~??どこへ行った??

家中探しました、「との~との~」と呼びながら。

見つからないムカッ

もしかして巖さんがベランダに出られる戸を開けた?

まだ布団の中にいる巖さんに聞きました。

「お姉さんはどこへ行ったんですか?」

「え~?知らんだな」

「白と黒のネコがいなくなったんですけど、巖さん見ませんでしたか?」

「なに~?ネ~コ~?小さいのか?」

小さくはないですけど・・

「白と黒のネコです」

「お菓子やってちょうだい、腹へってるとかわいそうだから」
(んん・・ガーン

「イワオさん、ベランダの戸開けましたか?」
(巖さんには再三再四、ネコに危ないから開けないで!とお願いしている)

「んー、見てないんだな」

どうした?どこへ消えた?とにかく家中探しても見つからない。
私は、とても心配になりました・・。

そうこうしているうちに帰ってきた!ひで子姉さんが。

「買物に行ってきたよ~」

殿がいないことを伝えると、「家の中のどこかに絶対いる」と断言するひで子姉さん。

なんでも子供連れが猫見たいとやって来て、殿は巖さんの部屋に逃げて行ったのだとか。

え?そうなの?・・・なら巖さんの部屋にいるはずでしょう・・

急ぎ部屋に行ってみると、ちゃっかりルビーが巖さんの布団占領。
袴田巖さん日記 殿・行方不明事件とルビー


「ルビー、殿はどうしたの?どこに行ったの?」

いくら聞いても・・ダメだね・・「猫に小判」と言うけど、「猫に質問」も似たようなもん。

押し入れを、もう一度見る。いない。

え?
袴田巖さん日記 殿・行方不明事件とルビー


布団を、少しだけ、そーっとめくると・・いた!!!
袴田巖さん日記 殿・行方不明事件とルビー


殿ちゃ~ん目こんなとこに隠れていたんだ!無事でよかった~ハート

子供はネコが好きで触りたかったのだけれど、殿にはわからないから怖かったんだねひみつ
野良時代に怖い思いしたのかも。

布団の中にいるうちに暑くなってきてシッポが出てきたのでした。

さーて、巖さんお出かけの時間です。

巖さんの横に寝そべっていたルビーをお腹に乗せてみたら・・(いつもはすぐに降りる)
袴田巖さん日記 殿・行方不明事件とルビー

一緒にテレビを見ているではないですか。
巖さんとルビー、見つめ合い・・
袴田巖さん日記 殿・行方不明事件とルビー


あ~・・・
袴田巖さん日記 殿・行方不明事件とルビー


今、巖さんの無聊を慰められるのはルビーと殿・・。

巖さんの、邪心のない穏やかなエネルギーがルビーと殿(もうすぐ)を引き寄せます。

ネコの力、大したものです。

ルビーと殿を袴田家に迎えることができて、しみじみ良かったと思ったことでした。

殿は、完全に慣れるまで、まだしばらくソーっとしておきます。





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この記事へのコメント
いつもブログの更新をいただき、ありがとうございます。
殿見つかって何よりでした!
布団の中でくるまっていると巌さんの気配が感じられて安心できたのでしょうか。
2匹の猫ちゃんと巌さん、拝見しているこちらも穏やかな気持ちにさせてもらっています。
Posted by たろばばちゃん at 2024年02月25日 08:08
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