2018年04月23日

アースディ 種の映画会&講演会やりました~

キッチンガーデンは「アースディ」に参加グッド

ドキュメンタリー映画 「種子(たね) みんなのもの?それとも企業の所有物?」の上映会&講演会を開催しました。
アースディ 種の映画会&講演会やりました~


この映画の日本語版を監修した印鑰智哉氏をゲストに迎え、種子(たね)がどんなに大事か、世界の種事情がどうなっているか、また日本の現状、私たちはどうしたらいいのか、等々のお話をしていただきました。

アースディ 種の映画会&講演会やりました~


映画&講演会の後・・・食べ物、飲み物、フェアトレード品他、60店舗も並びライブミュージックが響き渡る・イベント会場に移動スタコラ 
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印鑰氏はここでもマイクを握り登場!家族連れなど憩う人々に語りかけました。

種子(たね)が今、巨大企業に独占されつつあること。

モンサント法案→農民が自作の農作物から種を採取することが禁じられるようになってしまうこと。

人類が農耕を始めてからずっと続いてきた作物を作り、その中から出来のよいものを選んで種をとり、保存したり交換したりすることができなくなってしまう、世界の食糧生産の危機が忍びよってきているのです。

日本では、その前段階として主要作物種子法が廃止されました。

種の問題なんて、農家じゃないから関係ない!とお思いのあなた。

種をもたない人の食生活が真っ先に影響をうけると言われています。

日本では、国や都道府県が稲、麦、大豆などの種子計画を作り安定供給していましたが、この4月からその種子法が廃止され民間企業が参入。責任をもたない企業の手に委ねられたら儲からないものはやめることも考えられ、種が足りなくなるなどすれば、家庭の食卓に直影響がでます。

そこで印鑰氏は、「新潟、兵庫、埼玉のように種を守る条例をつくるよう行政に働きかけよう」と呼びかけました。

氏は、アレルギー疾患などが増えている現状と食べ物の関係にも言及し、農薬やホルモン剤、抗生剤などの化学物質や遺伝子組み換え食品を避けて自然のものを食べることが健康につながるとも。これは、私たちキッチンガーデンの立脚点でもあり、実は会場に向う車中でも意気投合したのでした。

遺伝子組み換え食品については、ネスレやダノン、デルモンテが消費者の声に押されて遺伝子組み換えされた材料を使わないことにしたことにも触れられ、それは「ノンストッパブル マム」といわれる母親たちの成果との話もされました。「ノンストッパブル マム」とは、子どもの健康被害を心配する母親たちが、遺伝子組み換えのものを使っているかどうかメーカーに電話で問い合わせて、使っているものは買わないため、子を守る母親は止められない!だからメーカーが使うの止めたということのようでした。

日本でも、遺伝子組み換え材料はお菓子、アイスはじめ、消費者が思う以上に入っています。
アメリカのママのようにメーカーに問い合わせ、遺伝子組み換えのものは買わないという意志表示も大事と印鑰氏。

農薬も肥料も使わない自然のエネルギーいっぱいの野菜、加工品並べました下
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特に玉ねぎが絶品です!

子どもたちが健やかに育つように・・食の安全を守るのは私たち大人の責任です。
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Posted by 袴田家物語 at 23:58│Comments(0)食の安全社会
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