2018年09月26日

袴田巖さん 今日は「ローマ」へ

袴田巖さん 今日は「ローマ」へ



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袴田巖さん 今日は「ローマ」へ



ローマに朱の鳥居はあるか・・

ローマにキツネが揚げをくわえた像はあるか・・

ありませ~ん。

ですが、巖さんが今朝「ローマに行く」と言い、秀子姉さんが「はい、わかった、ローマ行こう」と言って出かけてきたのが、ここです。

巖さんは、パスポートがないのでローマ行きは不可能。

実際、巖さんが「ローマに行く」と言われるローマが何なのか、わかりません。

巖さんは妄想の世界でローマ法王でもあるから「ローマに行けば全部解決する」と言われるのか、何が解決するのか、どうして解決できるのか・・私には、わからないことだらけですが(たぶん、だれにもわからない)、出かけようとされるので、どこかへお連れしなくてはならず、今日の「ローマ」は上の写真となったのでした。

どこか、おわかりでしょうか。

そうです、今日の「ローマ」は伏見稲荷でした。

理由はありません。いつもの思いつき電球で、秀子姉さんが選びます。

「今日のローマは誠によろしゅうございました~」と秀子姉さん。浜松で毎日同じところを歩いている巖さんも、気分転換になってよかったのではないかな・・と思うのですが、それは巖さんの世界ではなく私の勝手な思いで、そうあってほしいという希望でしかないのかもしれません。

巖さんがローマ行きを口にされた時は、巖さんの中で、ローマに行って解決しなければならない何かが迫っているように思います。巖さんは、道中ずっと何か「唱えている」からです。何かに突き動かされていて、気楽な旅でなどないのです。その証拠に、巖さんはニコリともしません。巖さんが「ローマ法王」なのも、恐怖の裏返しと同時に不正義への怒り、社会正義希求の現われだと思います。

ですが、秀子姉さんにとっては、48年ぶりに帰ってきた弟との旅は、格別でしょう。48年間、自由を奪われてきた弟に、今、自由を保障しているのが秀子姉さんです。それは、なかなかできない事だと思うのですが、この姉さんはやる!

では、本日の京都伏見稲荷のスナップです。
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土曜日は「袴田事件がわかる会」をやります。

袴田事件のことを学んで、今度で13回目。

熱心に足を運んでくださる常連さん達とお会いするのも楽しみです音符

毎回、初めての方もいらっしゃいます。

興味お持ちの方、袴田さんを応援したい方、ぜひぜひお越しくださいませ。

その凜とした姿が光る袴田秀子姉さんもいらっしゃいます。

秀子姉さんのお話、聞きにおいでください!

第13回袴田事件がわかる会は以下の通りです。

日時:9月29日(土)午後1時半~4時

場所:浜松市復興会館  静岡県浜松市中区利町304−2

ゲスト:袴田ひで子さん(巖さんの姉上)、青柳雄介氏(ジャーナリスト、袴田事件を月刊誌『世界』に連載中)

テーマ:

・袴田ひで子さんが語る <巖のこと、裁判のこと、自分のこと>

・ジャーナリストの青柳雄介氏が語る ねつ造証拠の一つひとつ

袴田事件といえば、証拠のねつ造!実は、袴田巖さんが犯人だということを示す証拠は一つもありません。犯行の時に着ていた衣類は、
当初は血の付いていない「血染めのパジャマ」。「犯行着衣」の不思議、決め手となった「自白」、凶器とされた「くり小刀」、郵便局で発見された「半分燃えた紙幣」など、無実を明かすエピソードの数々を解説。特に、「くり小刀」では青柳氏の執念ともいえる取材力で明らかにされた警察証拠のからくりは必見です。

・主催者による『袴田事件入門9』

東京高裁の決定は何が問題なのか?どういう意味を持つのか?
前回の『袴田事件入門8』に続いて、再審請求審の現状と課題を説明。

・袴田巖さんの日常、この1ヶ月

毎日巖さんを見守る支援者(わたし~)がこの1ヶ月の巖さんの様子を写真つきでご報告。


入場無料、事前申し込み不要。

主催:キッチンガーデン 袴田さん支援クラブ

ご連絡先:Email:info@kitchengarden.org  電話053-542-3930(9時~17時)農作業中ですぐには出られない場合もあります。





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